求めよ、さらば与えん

どうせまた言われると思うから書いておくね。

僕のブログは、別に読んでくれなくてもいいよ(笑)。
寛大にも読んでくれても、理解できないかも知れない。
でもそれでいいです。

このブログは、あなたのために書いているのと同時に、
あなたのために書いているのではありません。

少し脱線しよう。

勤めていた会社で、実際にCITY LIGHTSにまで足を運んだことのある人は、
僕をいれてせいぜい一人か二人です。100人くらいの会社だったから、
まぁ、1%くらいだよ。
だから、99人のあなたが理解出来なくても何の心配もしてない(笑)。
そんな程度です。

文章が何を書いているか分からない?
バカみたいに低レベルの話で恐縮ですが、
僕は大学の4年間を通して、提出したレポートは、大抵Aでした。
悪くてB。

一年の一番最初の授業で、ボードレールの詩のレポートを提出したら、
A+でした。30人近いクラスのなかで、A+は確か、もう一人だけでした。
後期は、中原中也のレポートを出して、それもA+。
年間を通してA+は、多分僕だけでしょう。
もちろん、教授は、マラルメという詩の専門家ですよ(笑)。
マラルメって、ラルを除いたら豆になると初めて気付いた(笑)。

もひとつ小粒な話をしよう。
ロシア文学の教授がコーディネイターをしていた受講者300人くらいの
文学における聖書の受容に関する総合講座で、1年の前期に提出したレポートの
うち、優秀レポートとしてその教授のサイトに勝手に掲載された被害者は、
僕を含めて10人くらいです。
その教授の比較文学を扱う総合講座でも、1年の前期にレポートを提出した
けれど、そこでも僕は被害者だった(笑)。

とある授業で、学生が作品の感想について問われて、バカなことを言いました。
教授がそのバカさ加減に怒ってしまったのだけれど、それに対してその学生は
さらにバカな返答をした。
教授は、途方にくれて言いました。
なんで君は、自分のバカさ加減を誇っているんだ?
20年そこらしか生きていない君ら学生の貧弱な経験が培った
クソ程の役にも立たない自分の感性とやらに、何でそんなに固執するんだ?

どなられて当たり前だよね。

感性は、認識によって磨かれるわけで、そこには言葉が必要です。
自分の言葉だけでなく、他者の言葉も。
子供の頃、ピカソの絵を見て、何て下手なんだと思ったあなたも、
大人になって、キュビズムという「視点」や「言葉」を知った後には、
もう一度ピカソの絵を見つめ直してみたでしょう?

まぁ、大学のレポートは作品の評論だったから、割と学術的だったけれど、
評論とまではいかなくても、エッセイとかレビューといった文章も
決してまずいレベルのものは書いていません。

ロックに関する文章が分からない?
それはあなたがロックのことを分かっていないからです。

もうひとつ恥の上塗りをしよう。
クソロッキング・オン契約社員の採用試験で、
僕は2度最終面接までいきました。
(新卒時はほどんど就職活動しなかったから、既卒時に受けたため正社員枠ではない)

ずらりと並んだ各誌の編集長たちに、筆記(ロックとか映画とかの知識)と作文(ロックとか映画の文章)は素晴らしいと
お褒め頂きましたよ。
ちなみに、僕が書いた作文は、CUTは映画のことを全く分かっていないアホな編集者たちの集まりだから、
俺が代わりに作ってやるよ、という内容(笑)。

当時のCUTの編集長は、ライズXという客席数10席くらいの小シアターで公開された
ガス・ヴァン・サントの『ジェリー』について、小シアターがあったおかげで
公開されて良かったよね、といったことを書いてました。
傑作だから、一人でも多くの人に見てもらいたいとか、
そのためにもっと大きい劇場で上映しろとかではなく。

『ジェリー』みたいな訳の分からない映画は、ライズXで充分だということ
みたいです。

ね、映画のことを何も分かっていない編集長でしょう?
というか、クソロッキング・オンの雑誌自体、田舎の高校生しか読んでない訳です。
まともな大人のロックファンとか、まともな映画ファンで、読んでるって人には
出会ったことがない(笑)。

まぁ、だから、このブログを読んであなたが理解できないとしたら、
僕の文章の論理や表現がおかしいか、
あなたの理解力や知識がないかのどちらかです。

そんなものブログにするなって?
だから、あなたのために書いてるんじゃないんです。
分かる人だけ分かってもらえればいいです。
そういう人には、mixiのレビューでも喜んでもらってたから。

そんならmixiでやればいいじゃないかって?
mixiは、著作権がうるさいんです。
僕は、このブログを自分の小説に接続するんです。
書いているのは、そのためでもあります。

そんな小説、聞いたことないって?
だからいったでしょう?
木星から来た男が書いた曲に耳を傾けてくれるとは
決して思っていないって。

でも、僕もそこそこ質の高い小説や映画やロックを体験してきたし、
それらに関する評論も読んで、作品について考えてきた訳です。
大学のレポートレベルは、ひとまず低くなかった訳です。
自分が今、書き進めている作品のレベルくらい、自分がよく分かってますよ。

だから、言っておきます。
求めよ、さらば与えん、と。
あ、僕の言葉じゃないですよ、知識も理解力もないあなたは分からないと思うから、
念のために(笑)

そして、日頃ボケ〜っとしていて、他人と争うことなどしないような僕にも、
言うべきときは言うという(イヤミな)一面も、あるってことです。

何で若干キレ気味かって?
そりゃあ、バカな僕よりも知識も理解力もないバカが、
世の中に多いからですよ(笑)