死歩野で近藤・・・

日曜日で、ようやく部屋の片付けが一段落した。引っ越し前提とはいえ、本棚も物置ラックも処分したので、部屋が非常にすっきりした。本や雑誌、不要物もたくさん捨てました。それでも、収納が本で埋まっているのはなぜなんでしょう?ガ〜ッて扉を開けると、本の壁が迫ってくるのは気のせいに違いないので、決して扉は開けません。

さて、ようやく『グラン・トリノ』を見に行けると思い、渋谷にすっ飛んで行きました。時間ギリギリだったので、映画館まで走っていって、窓口で、「『グラン・トリノ』(ヒゲのおっさん)1枚」と告げたところ、「申し訳ございませんが、当館ではなくて、渋谷東急さんだと思うのですが〜。」と言われた。はぅあっ!しまった〜!!!焦ってたので、渋東(シネタワー)と渋東(東急)を間違えたみたい。東急の方は、ぴあフィルムフェスティバルを開催したり、グーグル先生が入っている、渋谷警察署の方のビルです・・・。

紛らわしい名前付けやがって! もう渋谷で見るのやめて、新宿にするぞ!と行き場のないもやもやを渋谷のせいにしたところで、昨日、留守電をもらった楽器屋さんへ。

「もしもし〜。○○楽器渋谷店の者ですが、ご注文頂きましたG-SPOTケーブルが2本、入荷致しましたので、よろしくお願いいたします〜。」

携帯電話を買って以来、こんなに恥ずかしい留守電をもらったことがありません。即刻削除しました・・・。
いちおうお断りしておきますが、我が輩は、別に団鬼六の書生ではありません。誰に依頼された訳でもないのに、G-SPOTケーブルをご発注。しかも2本。

いくら物持ちが良いとはいえ、大学の頃に買ったギターケーブルが、最近接触不良になってしまいました。接続しても、音が出なかったり、ガリガリいったりして、ムカ!ってします。『四川のうた』を観に行った帰りに、楽器屋さんに寄って相談すると、中音域のおいしいところをグッと持ち上げてくれる、というこのケーブルを薦めてもらいました。

MADE IN JAPANです。色もいやらしく紫色にテカってます・・・。

ギターの楽器は、変な名前が多いです。ケーブルで有名なのは、「モンスター・ケーブル」。もちろん、アメリカ製です・・・。そして、それに対抗するかのように、「GOZILA」・・・。ギタリストは気合い勝負なので、メーカーの人にはインパクトが強い名前の方がいいと思われているみたいです。バカにされてるんでしょうか?

値段は、そんなに高くないです。3m×2本で約7000円也。モンスターよりも1000円くらい安いのかな?
これから音を出してみます。多分、気持ちいい音が出ることでしょう・・・。そうでなきゃ困ります。

ちなみに、お代は払いませんでした。大学の頃に友人から買ったエフェクターを8000円で買い取ってもらったからです。
殆ど使ってなかったし、電池部分の接触が壊れていたので、まぁいいかなと。
名前は、"Voodo Vibe"・・・。ヴードゥー教のバイブ・・・。ええ、グリングリンこねくり回す音がしたり、水に浸したみたいにビチャーっていいます。かの天才JIMI HENDRIXが愛用していたUni-Vibe(こっちは日本製)のコピーです。たいそうエグイ音でした。振動というか、波動なのは分かりますが、普通にフェイザーとかコーラスって付ければいいと思うんだけどなぁ。

このエフェクターをかけているとき、JIMIは目を閉じながらを思いっきりすぼめて、とっても気持ち良さそうでした。

天才からしてそうなんですから、凡人の我が輩は、タイトルの「近藤」に夢と付けないだけ紳士といえましょう!
でもimacに向かってこの文章を書いている間、「違うんだあおいちゃん、違うんだ!」と思いながらキードードを叩いてましたが、あんまり恥ずかしくて耐えられないので、東京メトロのあおいちゃんの壁紙に「こんなんで申し訳ない!」と謝ってから、壁紙設定を解除しました・・・。