祝!爆音映画祭 スタートしました!!!
今度は凄いぜ!
なにせ手作りの「爆音君(?)」がバウスシアターの入り口に登場(笑)!
http://www.boid-s.com/diaries/459.php
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本当に、音が大きいだけで驚くほど映画が違って見えます。
見る、ではなく、体験、といった方がより近いかも知れません。
僕は、これまで開催された爆音映画祭には殆ど毎回通っています。
みなさんも一度、「体験」してみて下さい。
例えば、ガス・ヴァン・サントの『ジェリー』の爆音上映は、荒野を歩行するマット・デイモンとケイシー・アフレックの靴に蹴飛ばされる石ころが立てる音の方が、銃弾や爆発の音よりも絶望的に死を呼び寄せるものになり得る、という場が発生していました。あるいは、マット・デイモンとケイシー・アフレックの周囲で彼らを追いつめていった無慈悲な空間に、身を置かねばならない103分となり得る、というべきだったのかも知れません。
普通では考えられないことですが、「爆音」ではそれが体験出来ました。
そして、爆音『ジェリー』を2度見た今では「爆音」での上映こそが、この映画の正しい「体験」の仕方だと考えるようにさえなりました。
映画に眠っている音は、実は物凄く豊かなものだったのです。
そして、その音は、聴覚だけでなく、触覚で感知可能なものとして、顕在化することもあり得るということです。
映画は、光と音で世界をフィルムに定着させたものだ、という言葉の意味を今一度噛み締めたい人は、ぜひ吉祥寺バウスシアターへ!!!