『成城だより』を読んでみやがれ!!!

何か、僕が馬鹿みたいだが、別に馬鹿なのでどうでもいいのだが、やっぱり変なのは、みんなだと思う。大岡昇平なんて、70代後半で、ダニエル・シュミットを見に行ったり、『リュミエール』を手に取ったり、四方田犬彦にLouise Brooksの追悼原稿を送りつけたり、ジミ・ヘンドリックス村八分を聞いたりしつつ、『じゃりん子チエ』を読んでいるのである。小林秀雄の弔辞を読むような、ある意味で文壇の超大御所が、である。