イヤー・オブ・ザ・ホース/リヴァーブ・ボックスのシーン除去について

初めて見た時に、ローディーが、ニール・ヤングの機材の話をするシーンで、床をくりぬいてリヴァーブ・ボックスを設置するという話があり、面白く思った。しかし、DVD化されて見直すと消えている。僕の気のせいかと思っていたが、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか/樋口泰人/青土社/1999 を読むと、ちゃんとニール本人がそのことを話している。ライブ会場の交渉などで、床をくり抜くことが不利になるからあのシーンを除去したのだろうか。
映画は、思わぬところでシーンをカットされる。きちんと覚えておくことは大事だ。シーンを除去したから抗議のために星をひとつ減らそう!