横浜駅を背に、関内駅、馬車道駅を通過して、日本大道りへ。

横浜駅を抜けて歩き始めると、強い風が吹いており、心地よい。目の前にそびえ立つビルもなく、風が通り抜けてゆく。
喉が渇いたので、飲み物を買う。レモン味の冷たいドリンクと風のおかげで、横浜駅でのいらいらや疲れも消えたように思えた。

14時を過ぎる頃、桜木町駅に着く。日陰にこじんまりとある駅舎を見てほっとする。駅前の幹線道路や立体道路(高速道路か?)もあり、何やら水道橋駅を思い出す。横浜駅などで下車せずに、ここで降りれば良かったと後悔。関内駅を左に折れて進むと、幅の広い河があり(弁天川?)、それを抜けると馬車道駅が見えて来た。この辺りの建物は、古いビルが多く、でこぼこはあるものの、例の100フィートのスカイラインが保たれているのか、見晴らしが良い。

上の横浜駅近くの殺伐とした風景は、やはり異常だ。

馬車道駅

駅前を右手に進むと、東京藝大の建物が。旧富士銀行横浜支店のビルである。いい街だなぁと思っていると、こんなビルが・・・。

景観ぶち壊しですが、確かに依頼人が駆け込んで来そうですね。


神奈川県庁を見て、少し歩いて、ふと標識を見ると、どうやら日本大道りに着いたようだ。ブルーで統一されたサインが、港町らしくていい。角のお店(?)が賢明にもひさしにネイビー・ブルーを選択したことで、手前から奥にかけて、水平方向にラインが引かれてきれいだ。辿って歩きたくなる。きょうちょうって大切ですよね。横浜駅の皆さん、「強調」ではないですよ。

海を背に、横浜スタジアムの方へ歩くと、確かに「あとのまつり」の冒頭のシーンのロケ地だ。



横浜地方・簡易裁判所の前をネコがすたすた歩いていて、嬉しくなる。先ほどの弁護士ビルにはもう寄ったのだろうか。