自民党と公明党のHPのネガティブキャンペーンがあまりに酷いと

評判ですが、http://gendai.net/?td=20090819
マーベラスで思い出した。

先生は、How are you?の切り返しは、Fineだけじゃないんだ〜といって、机の上で腰を振りながらいろいろなパターンを教えてくれたのですが(笑)、しんきろう氏の笑えない話をご存知ですか?僕は電車内で読んでいて爆笑してしまいましたが。


事欠かない「サメ並の頭脳」の証拠

・・・小渕さんがまさにその命を賭して実現した沖縄サミットをいわば「横取り」して乗り込んだ森は、クリントン大統領に「Who are you?」と話しかけた。「How are you?」と間違えたのである。ホスト国の首相から「あんた誰だ?」といきなり言われては合衆国大統領も困っただろう。こういう時はジョークとして受け流すのが外交的儀礼だ。クリントンは「私はヒラリーの夫です」と軽快に切り返したが、それに対して森は「Me too!」と答えたという。ヒラリーさんを通じて日米首相が兄弟になってしまってはいけない。「お元気ですか?」「元気です。あなたは?」「私もです」という中学校一年生の教科書に載っている会話を暗記させられたもののサメの脳味噌ではちゃんと言うことができなかったわけだ。

 こういうエピソードには事欠かない。「馬鹿みたいな人物」が首相になったことはあったが、「正真正銘の馬鹿」が総理の座に座ったのはこの男がはじめてだろう。そして、何よりも日本国民に対して害をなしたのは「馬鹿に対する免疫力」を生んでしまったことだ。以前ならば役職どころか議員バッジまで失ったような失態をおかす大臣がいても、メディアもマジメに追求せず、国民もへらへらと笑って済ませるようになってしまったことだ。

 かかる人物がまだキングメーカー面をして中枢に居座っているということで、自民党は保守陣営としては死んだ。日本の正しい保守を森喜朗は絶滅に追い込んだ。
 
 二代後の安倍晋三がいくら「美しい国」と言っても、背後霊のようにあの男がいる限り、国民がついてくるわけもなかったのである。


『日本を貶めた10人の売国政治家』/小林よしのり編/幻冬舎文庫
第九位 森喜朗––保守を絶滅に追い込んだ背後霊 勝谷誠彦 
http://www.google.co.jp/search?q=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E8%B2%B6%E3%82%81%E3%81%9F10%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A3%B2%E5%9B%BD%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&client=firefox-a

計20人の共同執筆なので、小林よしのりにアレルギーを持つ人でも、選挙前に読んでみると面白いと思いますよ。