『僕が結婚を決めたワケ』を見に行こう!

ロン・ハワードの新作の客入りが厳しいらしい。

アメ車、特に70年代くらいまでのGT車(っていうのかな?)が出てくる映画、例えば『断絶』、『デス・プルーフ』、『バニシング・ポイント』などで恐ろしく燃費の悪そうなマッスルカーがアメリカの荒野や寂れた郊外を爆走するだけで、盛り上がるという単細胞なわたくしにとって、エコカーにアンプとスピーカーを乗せて〜という部分だけで楽しそうで見たくなります。


boid日記2010.01.15 ダッジチャージャーだぜロン・ハワード「僕が結婚を決めたワケ」
http://www.boid-s.com/archives/1972678.html

とにかくですよ、エコカーの製音設計に不満たらたら、あんなの車じゃねえよ、一体俺たちはいつからあの60年代70年代のエンジン音を忘れてしまったのかと息巻くふたりが主人公なんです。
しかも、そっくりそのまま当時の車を再現しようとするんじゃなくて、エコカーにアンプとスピーカーと振動部を搭載して、音と乗り心地だけを当時のままの爆音設計にという、何ともバカバカしくも可愛らしい映画。 


boid日記2010.01.16 そうです寒いの極端にダメなんです。で、結局「バーレスク
http://www.boid-s.com/archives/1982837.html

みなさん、「アンストッパブル」ほど凄いとは言いませんが、ロン・ハワードの新作が都内1館のみで上映中ですよ。
特に中身もないバカバカしい恋愛コメディですが、ウディ・アレンのようなドタバタや、カサヴェテスのような寒々しい行き違いやカーペンターやアルドリッチのような痛い殴り合いと抱擁までありますよ。
そして最後にはダッジチャージャーの爆音が鳴り響いるという映画。
つまりまあ、普通につまらなくもあり面白くもあるアメリカ映画なんで、時間あったら是非。



とりあえず、都内の上映館は少し増えたみたいですが、樋口さんも「是非」と推薦されてるし、妙な映画見に行くくらいなら、こっちの方が面白そうですよ!


公式サイト
http://boku-kekkon.jp/

都内上映館
http://movie.walkerplus.com/schedule/mv47231/P_tokyo_23/